【2025年版】VSCode拡張機能11選|Web制作が快適に!


Web制作やWordPress開発で使われるエディターの中でも、今や定番となったのが「Visual Studio Code(以下:VSCode)」です。
VSCodeは標準でも非常に使いやすいエディターですが、「拡張機能(Extension)」を追加することで、さらに作業効率やコードの品質を高めることができます。

本記事では、筆者自身が現場で実際に使っているWeb制作・WordPress向けのおすすめ拡張機能11選を厳選してご紹介します。初心者でもすぐに使えるものばかりですので、ぜひ導入してみてください!


1. Live Server|ブラウザを自動更新してくれる神ツール

静的HTMLを編集する時の必需品。Live Serverはファイルを保存するたびにブラウザを自動リロードしてくれる拡張機能です。

こんな人におすすめ:

  • HTML/CSSのレイアウトをリアルタイムで確認したい人
  • 制作スピードを上げたい人

2. Prettier|コードを自動整形してくれるフォーマッター

コードのインデントや余計なスペース、改行位置などを自動で整えてくれます。複数人開発でもコードの見た目が統一されるため、読みやすさ・保守性が格段に向上します。

ポイント:
WordPressやJS開発にも有効で、保存時の自動整形が特に便利です。

🛠 GUIからPrettierの設定を行う方法

✅ 1. VSCodeで設定を開く

  1. メニューから「Code(またはファイル) > 基本設定 > 設定」を選択
  2. またはショートカット:⌘ + ,(Mac) / Ctrl + ,(Windows)

✅ 2. 「Format On Save(保存時に整形)」をONにする

  1. 右上の虫眼鏡マークに「format on save」と入力
  2. 検索結果の「Editor: Format On Save」にチェックを入れる

※これで保存時に自動整形が有効になります。


✅ 3. Prettierを「既定のフォーマッタ」に指定する

  1. default formatter」で検索
  2. Editor: Default Formatter」のプルダウンで
    esbenp.prettier-vscode を選択(Prettierがインストールされていれば出てきます)

これにより、VSCodeがPrettierをフォーマッタとして使うようになります。


3. Japanese Language Pack for Visual Studio Code|UIを日本語化

英語が苦手な方や初心者には、まずこの拡張機能でUIを日本語にするのがおすすめです。設定画面やエラーメッセージも日本語表示になるので、学習効率が上がります。


4. Code Spell Checker|スペルミスを自動検出

HTMLやCSSのクラス名・コメントなどのスペルミスをハイライトしてくれます。WordPressのテンプレートタグなどにも対応し、うっかりミスを減らす心強い相棒です。


5. Color Highlight|カラーコードを一目で確認

CSSに記載した#ffcc00のようなカラーコードを、実際の色でハイライト表示してくれます。微妙な色違いも視覚的に確認できるため、デザインの確認がスムーズになります。


6. zenkaku|全角スペースを見逃さない

日本語入力の際に紛れ込んでしまう「全角スペース」。この拡張機能は全角スペースを赤くハイライトしてくれるため、PHPエラーやWordPress関数のバグを未然に防げます。


7. indent-rainbow|インデントを色分け表示

インデント(スペースやタブ)を色分けして表示してくれるツール。HTMLの入れ子構造やネストが深いCSSにおいて、構造が視覚的にわかりやすくなります。


8. Format HTML in PHP|PHPファイル内のHTMLを整形

WordPressのテーマ開発で非常に便利。PHPファイルの中に書いたHTMLコードのインデントや改行を自動整形してくれます。テーマファイルを美しく保ちたい方におすすめです。


9. vscode-icons|ファイルにアイコンを表示

エディターのファイルアイコンを、拡張子に応じたデザインにしてくれるビジュアル系拡張機能。視認性が上がるため、作業効率もアップします。


10. WordPress Snippet|よく使うWPコードを時短挿入

get_header()the_post_thumbnail() など、WordPressテーマ制作におけるよく使うテンプレートタグを、サジェスト形式で簡単に挿入できます。手打ちの手間を大幅に削減!


11. Path Intellisense|パス補完が爆速に

CSSや画像などのパスを入力するときに、ファイルパスを自動補完してくれる拡張機能。正しいパスが一発で入るので、ファイル読み込みエラーの防止にもつながります。


✅ 導入方法(簡単3ステップ)

  1. VSCodeを起動
  2. サイドバーの拡張機能アイコン(四角いアイコン)をクリック
  3. 拡張機能名を検索して「インストール」ボタンを押すだけ!

💡 補足:よくある質問(FAQ)

Q. 拡張機能を入れすぎると重くなりますか?
→ 常駐系(Live ServerやLinter系)が多すぎると多少重くなることがあります。必要最低限に絞るのがおすすめです。

Q. 拡張機能がうまく動作しない時は?
→ 「VSCodeの再起動」または「設定ファイル(settings.json)」の確認をまず試してみましょう。


🔚 おわりに:拡張機能はあなたの“右腕”

今回紹介した拡張機能は、どれもWeb制作・WordPress開発の現場で実際に役立つものばかりです。
VSCodeをカスタマイズすることで、作業スピードが圧倒的に上がり、コードミスも減らせます。

最初は数個だけでも十分効果を実感できますので、ぜひあなたの環境に取り入れてみてください!

✪ 画像素材がないものはランダムで表示されるようになっています。フリー素材などでご用意ください。

おすすめChromeプラグイン一覧

プラグイン名特徴
GoFullPageウェブページ全体のスクリーンショットを簡単に取得できるブラウザ拡張機能です。
ColorZilla色を抽出するための拡張機能です。
WhatFontウェブページ上のフォントの情報を簡単に確認できるブラウザ拡張機能です。
PerfectPixelデザイナーが作成したデザインと実際にコーディングされたウェブページがどの程度一致しているかを確認・調整するためのブラウザ拡張機能です。

模写の手順

ステップ内容
ステップ 1構図を手書きか全画面スクショ(Go full page等)した後、ペイントツールで四角で囲い、大まかなclass,命名規則をあらかじめ決める。
ステップ 2HTMLの基本構造を作成する
ステップ 3CSSでレイアウトを模写する
ステップ 4 中級〜JavaScriptを追加して動きを再現する
ステップ 5最終調整を行い、検証ツールやPerfectPixel(chromeプラグイン)などで完成を確認する。