FadeGlyph ― テキストがふわっと浮かぶランダムアニメーションの作り方


「背景にふわっと現れる文字で、上品な雰囲気を演出したい」

そんな時にぴったりのCSSアニメーションが「FadeGlyph(フェードグリフ)」です。

このアニメーションでは、日本語明朝体フォント「Zen Old Mincho」を使用し、
クラシックかつ静かな動きを、CSSとJavaScriptだけで実現します。

この記事では、FadeGlyphの見た目や効果、実装方法、応用アイデアまでを解説します。


デモ:FadeGlyphの動作を確認

See the Pen Untitled by masakazuimai (@masakazuimai) on CodePen.


FadeGlyphの特徴

FadeGlyphは、次のような特徴を持つアニメーションです:

  • 明朝体「Zen Old Mincho」を使用(Google Fonts)
  • 文字は ABCDEFG の中からランダムに表示
  • 配置位置もランダムで、ふわっと現れて消える演出
  • 文字サイズもランダムで、浮遊感を演出
  • JavaScriptは短く、再利用も簡単

アニメーションは @keyframes を使って定義し、CSS側で制御します。


実装のポイント解説

🎨 背景・フォント・配色

背景にはグレージュ(#b1a08a)、文字色には白(#fff)を使うことで、上品で視認性の高い配色を実現しています。

フォントは Zen Old Mincho をGoogle Fontsから読み込み、和の雰囲気を表現しています。

💡 ランダム表示の仕組み

JavaScriptでは、表示する文字・位置・サイズをすべてランダムにしています。

また、一定間隔(2秒ごと)で再表示されるたびに、
アニメーションを再発火することで「ふわっと現れて消える」動作を繰り返します。


カスタマイズのヒント

FadeGlyphはとてもシンプルな構成なので、以下のようなカスタマイズも簡単に可能です:

– 表示する文字を日本語や絵文字に変更
– 文字サイズの範囲を広げたり揃えたりする
– 背景に画像やグラデーションを加える
– アニメーション時間を変えて、もっとゆっくり or 速くする
– アニメーション名を他でも使えるよう統一感を持たせる


まとめ

FadeGlyphは、文字を使った静かで印象的な背景演出にぴったりなアニメーションです。

Zen Old Mincho × ランダム表示 × フェードアニメーション の組み合わせで、
ただの背景を「魅せる演出」に変えることができます。

CodePenで簡単に試せるので、ぜひあなたのデザインにも取り入れてみてください!


関連リンク

✪ 画像素材がないものはランダムで表示されるようになっています。フリー素材などでご用意ください。

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プラグイン名特徴
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WhatFontウェブページ上のフォントの情報を簡単に確認できるブラウザ拡張機能です。
PerfectPixelデザイナーが作成したデザインと実際にコーディングされたウェブページがどの程度一致しているかを確認・調整するためのブラウザ拡張機能です。

模写の手順

ステップ内容
ステップ 1構図を手書きか全画面スクショ(Go full page等)した後、ペイントツールで四角で囲い、大まかなclass,命名規則をあらかじめ決める。
ステップ 2HTMLの基本構造を作成する
ステップ 3CSSでレイアウトを模写する
ステップ 4 中級〜JavaScriptを追加して動きを再現する
ステップ 5最終調整を行い、検証ツールやPerfectPixel(chromeプラグイン)などで完成を確認する。