Animate.cssの使い方|Web制作を彩るCSSアニメーションライブラリと再現練習


✅ Animate.cssとは?

Animate.cssは、HTML要素にクラスを追加するだけで、簡単にアニメーションを実装できるCSSアニメーションライブラリです。
JavaScript不要で導入も簡単。見出しやボタンに動きをつけて、ユーザーの目を引くUIを実現できます。


🚀 Animate.cssの導入方法

CDNで読み込む(もっとも手軽)

<link rel="stylesheet" href="https://cdnjs.cloudflare.com/ajax/libs/animate.css/4.1.1/animate.min.css" />

npmでインストール(開発環境用)

npm install animate.css --save

✨ 基本の使い方

以下のようにHTMLタグにクラスを追加するだけで動作します。

<h1 class="animate__animated animate__bounce">こんにちは!</h1>

animate__animated: アニメーションを有効にする共通クラス

animate__bounce: 実際に適用するアニメーション名


🌈 人気のアニメーション例

クラス名動作内容
animate__fadeInフェードイン表示
animate__bounce跳ねる
animate__zoomIn拡大して表示
animate__slideInUp下からスライド表示
animate__flip回転しながら表示

詳細は公式デモで確認できます。


⏱ アニメーションの速度・遅延の調整方法

CSSまたはインラインスタイルで調整可能です。


🧠 効率的な学習法:Animate.cssを自作CSSで再現する

Animate.cssを「使うだけ」ではなく、実際にその動きを自分で再現してみることは、CSSアニメーションの理解を深めるのにとても有効です。


🔎 再現のメリット

  • @keyframesの使い方がわかる
  • transformopacityの効果が理解できる
  • CSSだけで動くアニメーションの構造が明確になる
  • サイトに合った“カスタムアニメーション”が作れるようになる

💪 実際に再現してみよう!

🎯 例1:bounce の再現

@keyframes bounce {
  0%, 20%, 50%, 80%, 100% {
    transform: translateY(0);
  }
  40% {
    transform: translateY(-30px);
  }
  60% {
    transform: translateY(-15px);
  }
}

.bounce-custom {
  animation: bounce 1s ease;
}
<h2 class="bounce-custom">自作Bounceアニメーション</h2>

🎯 例2:fadeIn の再現

@keyframes fadeIn {
  from {
    opacity: 0;
  }
  to {
    opacity: 1;
  }
}

.fadein-custom {
  animation: fadeIn 1.5s ease-in;
}
<p class="fadein-custom">ゆっくりと表示されるテキスト</p>

🎯 例3:slideInUp の再現

@keyframes slideInUp {
  from {
    transform: translateY(100%);
    opacity: 0;
  }
  to {
    transform: translateY(0);
    opacity: 1;
  }
}

.slideinup-custom {
  animation: slideInUp 1s ease-out;
}
<div class="slideinup-custom">下からスライド表示!</div>

📚 効率的な学習ステップ(まとめ)

ステップ内容
Animate.cssの公式デモで好きなアニメーションを選ぶ
GitHubリポジトリから該当する@keyframesを確認
自分のCSSで再現してみる
値を調整して動きをカスタマイズする
繰り返し練習してアニメーション設計力を鍛える

📝 まとめ

Animate.cssは、すぐに動きが加えられる便利なライブラリです。
でも本当にCSSアニメーションを理解し、応用していくためには、中身を分解しながら「自作再現」してみることが最高の学習法です。

「この動き、どうやって作ってるのかな?」
そう思ったときが成長のチャンス。Animate.cssを“教材”として、自分だけのCSSアニメーションスキルを磨いていきましょう!

✪ 画像素材がないものはランダムで表示されるようになっています。フリー素材などでご用意ください。

おすすめChromeプラグイン一覧

プラグイン名特徴
GoFullPageウェブページ全体のスクリーンショットを簡単に取得できるブラウザ拡張機能です。
ColorZilla色を抽出するための拡張機能です。
WhatFontウェブページ上のフォントの情報を簡単に確認できるブラウザ拡張機能です。
PerfectPixelデザイナーが作成したデザインと実際にコーディングされたウェブページがどの程度一致しているかを確認・調整するためのブラウザ拡張機能です。

模写の手順

ステップ内容
ステップ 1構図を手書きか全画面スクショ(Go full page等)した後、ペイントツールで四角で囲い、大まかなclass,命名規則をあらかじめ決める。
ステップ 2HTMLの基本構造を作成する
ステップ 3CSSでレイアウトを模写する
ステップ 4 中級〜JavaScriptを追加して動きを再現する
ステップ 5最終調整を行い、検証ツールやPerfectPixel(chromeプラグイン)などで完成を確認する。