diffツール5選|GUI&オンラインでコード差分比較【初心者OK】


diffツール5選|GUI&オンラインでコード差分比較【初心者OK】

プログラミングをしていると、”どこを修正したのか”を確認したい場面は必ずあります。Gitのdiffコマンドが代表的ですが、コマンドライン操作が苦手な初心者にとっては少しハードルが高いのも事実です。

そこで今回は、GUIで操作できるコード差分比較ツール(diffツール)を5つ厳選して紹介します。

いずれもWindows / Linux / macOSに対応しており、オンラインで使えるものも含まれます。初心者の学習用途から実務のレビューまで、用途に応じたツール選びの参考にしてください。


diffとは?なぜ必要?

“diff”とは、2つのファイルやコードの差分(difference)を比較するための仕組み・コマンドです。たとえば、コードの修正前と修正後を比べて「どこが変わったか」を視覚的に確認するのに役立ちます。

通常はGitなどのCLIツールでdiffコマンドを使いますが、GUIツールやオンラインツールを使うことで、誰でも直感的に差分をチェックできるようになります


おすすめdiffツール5選

1. CodeDiff Checker(Webツール / 日本製)

  • URL: https://codequest.work/generator/diff-checker/
  • 対応OS:すべて(ブラウザ上で動作)
  • 特徴:日本語UI・軽量・ローカル処理で安全
  • おすすめユーザー:学習者 / 教育者 / フロントエンド開発者

CodeDiff Checkerは、日本語UIでシンプルな操作性が魅力のWebツール。データをサーバーに送信せず、ローカル上で処理されるため、機密情報を扱う場面でも安心です。


2. Diffchecker(Webツール)

  • URL: https://www.diffchecker.com/
  • 対応OS:すべて(Web)
  • 特徴:PDFや画像にも対応 / 比較結果をURLで共有可
  • おすすめユーザー:チーム開発者 / マーケティング担当者

Diffcheckerは多機能なオンラインツールで、テキスト・PDF・画像の差分にも対応。共有リンク機能があるため、リモートワークやレビュー共有に便利です。


3. Meld(デスクトップアプリ)

  • URL: https://meldmerge.org/
  • 対応OS:Linux / Windows / macOS
  • 特徴:3つのファイルを比較可能 / ディレクトリ比較対応
  • おすすめユーザー:開発者 / サーバー管理者

Linux界隈で定番のGUI diffツール。3-way mergeやフォルダ単位の比較にも対応しており、実務での利用にも耐えうる機能性です。


4. WinMerge(Windows専用アプリ)

  • URL: https://winmerge.org/
  • 対応OS:Windows
  • 特徴:フォルダ全体の差分をGUIで比較可能
  • おすすめユーザー:Windowsユーザー / バックアップ比較

Windowsユーザーならまず候補に挙がる定番diffツール。ファイルだけでなく、フォルダ構造まで含めて比較できる点が特長です。


5. Beyond Compare(高機能 / 有料あり)

  • URL: https://www.scootersoftware.com/
  • 対応OS:Windows / Linux / macOS
  • 特徴:FTPやZIP内の差分も確認可能 / 商用利用可
  • おすすめユーザー:エンジニア / 法人利用 / プロ開発者

有料プランもある高機能なdiffツール。画像・バイナリ・FTP先との比較にも対応しており、企業やプロ開発者に最適です。


比較表

ツール名タイプOS対応無料特徴
CodeDiff CheckerWeb全OS軽量・日本語UI・ローカル処理
DiffcheckerWeb全OSPDF/画像対応・URL共有
MeldデスクトップWin/Linux/mac3ファイル比較・ディレクトリ対応
WinMergeデスクトップWindowsフォルダ差分・軽量・定番
Beyond CompareデスクトップWin/Linux/mac🔺FTP・ZIP対応・商用向け

初心者がGUIツールを使うべき理由

  • コマンド操作不要でわかりやすい
  • 修正点が視覚的に把握できる
  • スクールや学習現場でも使いやすい

特にHTMLやCSSの模写課題、JavaScriptのバグ修正時などには、GUIツールによる差分確認が学習効率を大きく上げてくれます


シーン別おすすめツール

シーンおすすめツール
HTML/CSSの模写比較CodeDiff Checker
リモートチームのレビューDiffchecker
Linux環境での比較Meld
Windowsでのローカル管理WinMerge
商用・高機能ニーズがある場合Beyond Compare

まとめ

  • diffツールはCLIツールが苦手な人や初心者にも最適
  • CodeDiff CheckerやDiffcheckerのようなWebツールは即使える
  • MeldやWinMergeなどのアプリ型は機能性が高く実務向け

用途やOS環境に応じて、最適なdiffツールを選び、コードレビューやトラブル対応を効率化しましょう。

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プラグイン名特徴
GoFullPageウェブページ全体のスクリーンショットを簡単に取得できるブラウザ拡張機能です。
ColorZilla色を抽出するための拡張機能です。
WhatFontウェブページ上のフォントの情報を簡単に確認できるブラウザ拡張機能です。
PerfectPixelデザイナーが作成したデザインと実際にコーディングされたウェブページがどの程度一致しているかを確認・調整するためのブラウザ拡張機能です。

模写の手順

ステップ内容
ステップ 1構図を手書きか全画面スクショ(Go full page等)した後、ペイントツールで四角で囲い、大まかなclass,命名規則をあらかじめ決める。
ステップ 2HTMLの基本構造を作成する
ステップ 3CSSでレイアウトを模写する
ステップ 4 中級〜JavaScriptを追加して動きを再現する
ステップ 5最終調整を行い、検証ツールやPerfectPixel(chromeプラグイン)などで完成を確認する。