はじめに
Web制作界隈で、定期的にバズる話題があります。
「阿部寛さんの公式サイト、異常に速すぎる」
一方で、
同じ芸能人公式サイトでも、いとうまい子さんのサイトは
ごく普通の“今どきのWebサイト”。
ではここで、少し意地悪な質問です。
SEO的に“本当に不利”なのはどっち?
速さ最強の阿部寛か
現代的な構成のいとうまい子か
ネタ半分、本気半分で比べてみました。
まず結論から言います
結論だけ先に言います。
SEO的に長期で不利になりやすいのは、阿部寛さんの公式サイトです。
……え?
あの爆速サイトが?
安心してください。
これは 「阿部寛サイトがダメ」 という話ではありません。
「SEOで評価されるポイントが、速度だけではない」
という話です。
比較対象の前提整理
今回比較するのは、次の2サイト。
- 阿部寛 公式サイト
- いとうまい子 公式サイト
どちらも
- 本人公式
- 指名検索が強い
- 信頼性は十分
という条件は同じです。
表示速度だけを見ると、こうなる
正直に言います。
表示速度だけなら
- 阿部寛:
HTMLだけ。軽すぎて逆に怖い - いとうまい子:
現代Webとしては十分速い
ここで重要なのは、
SEOにおいて、表示速度は「最低条件」であって「勝ち筋」ではない
という点です。
速い=即上位
では、もうありません。
では、何がSEOを分けるのか?
ここからが本題です。
GoogleがSEOで見ているのは、ざっくり言うとこの3つ。
- 表示体験(Core Web Vitals)
- コンテンツの理解しやすさ
- 将来的に“育つ構造”かどうか
この視点で見たとき、
両サイトの性格は 真逆 です。
阿部寛サイトのSEO的な立ち位置
阿部寛さんのサイトは、
「完成しきったサイト」 です。
強いところ
- とにかく速い
- シンプルで迷わない
- 指名検索にはめちゃくちゃ強い
ただし、SEO的な弱点もある
- ページ構造が非常にシンプル
- 見出し構造が最小限
- コンテンツを増やしづらい
- 内部リンク戦略を組みにくい
つまり、
SEOを“育てる余白”がほぼない
という状態です。
いとうまい子サイトのSEO的な立ち位置
一方、いとうまい子さんのサイトは
「これから育てられるサイト」 です。
強いところ
- 情報を追加しやすい
- ページを増やせる
- 内部リンクを張れる
- トピックを広げられる
PageSpeedの点数だけ見ると
「阿部寛の方が上」に見えますが、
SEO的には、
将来評価を積み上げられる構造
をしています。
ここが一番の分かれ道
SEOは短距離走ではありません。
SEOは「成長できるかどうか」の競技
です。
- 阿部寛サイト
→ 今が完成形。これ以上ほぼ変わらない - いとうまい子サイト
→ 情報・文脈・評価を増やせる
この差は、
数年単位で見るとかなり大きい。
「じゃあ阿部寛サイトはSEO的に失敗なの?」
いいえ、違います。
阿部寛サイトは、
- 指名検索が目的
- 情報を探すだけ
- 更新頻度を求めない
という 目的に完全に合致した設計 です。
SEO的に不利というより、
「SEOで戦う設計をしていない」
だけです。
これは失敗ではありません。
結局、SEO的に不利なのはどっち?
整理します。
- 短期・指名検索
→ 阿部寛サイトは最強 - 中長期・情報拡張
→ いとうまい子サイトが有利
つまり、
SEO的に本当に不利なのは
「速いけど、育たない構造」
ということになります。
Web制作者向けの本当の学び
この比較から学べるのは、これです。
- 表示速度は「土台」
- SEOは「構造と運用」
- 爆速でも、増やせなければ伸びない
- 少し重くても、育てられれば勝てる
まとめ
阿部寛さんのサイトは
最速を突き詰めた完成形。
いとうまい子さんのサイトは
これから評価を積み上げられる設計。
どちらが正しいかではなく、
何を目的にWebサイトを作るのか
それがすべてです。
SEOは点数遊びではなく、
未来への余白をどう設計するか。
そんなことを、
この2つの公式サイトは教えてくれるかもしれません。
信じるか信じないかは。。。。。

