【完全保存版】CSSセレクタ一覧|基本から応用まで実例付きで徹底解説


フロントエンドエンジニアが覚えておくべきCSSのセレクタと関連技術をまとめます。以下のリストには、基本セレクタ、疑似クラス、疑似要素、属性セレクタ、関係セレクタ、および複雑なセレクタを含みます。


CSSセレクタ完全リスト

1. 基本セレクタ

セレクタ説明
要素セレクタ特定のHTML要素を選択p { color: red; }
クラスセレクタクラス属性を持つ要素を選択.button { color: blue; }
IDセレクタID属性を持つ要素を選択#header { font-size: 18px; }
ユニバーサルセレクタすべての要素を選択* { margin: 0; }

2. 関係性セレクタ

セレクタ説明
子孫セレクタ親要素内のすべての子孫要素を選択div p { color: green; }
子セレクタ(>直下の子要素のみを選択div > p { font-size: 14px; }
隣接兄弟セレクタ隣接する兄弟要素を選択h2 + p { margin-top: 0; }
一般兄弟セレクタ同じ親要素内の兄弟要素を選択h2 ~ p { color: gray; }

3. 属性セレクタ

セレクタ説明
属性が一致する要素特定の属性を持つ要素を選択input[type="text"] { ... }
部分一致(*=属性値が部分的に一致する要素を選択a[href*="example"] { ... }
前方一致(^=属性値が前方一致する要素を選択img[src^="images/"] { ... }
後方一致($=属性値が後方一致する要素を選択img[src$=".png"] { ... }
属性値の存在(~=属性値が単語として含まれる要素を選択[class~="button"] { ... }

4. 疑似クラス

セレクタ説明
:hoverホバー状態の要素を選択a:hover { color: red; }
:activeクリック中の要素を選択button:active { background: gray; }
:focusフォーカスされた要素を選択input:focus { outline: blue; }
:first-child親要素の最初の子要素を選択li:first-child { font-weight: bold; }
:last-child親要素の最後の子要素を選択li:last-child { color: red; }
:nth-child()特定の順番の子要素を選択li:nth-child(2) { color: green; }
:nth-of-type()特定のタイプの順番要素を選択p:nth-of-type(1) { font-size: 20px; }
:not()特定の要素以外を選択p:not(.highlight) { color: gray; }
:empty空の要素を選択div:empty { border: 1px dashed red; }

5. 疑似要素

セレクタ説明
::before要素の前にコンテンツを挿入p::before { content: "●"; color: red; }
::after要素の後にコンテンツを挿入p::after { content: "★"; }
::first-line最初の行にスタイルを適用p::first-line { font-weight: bold; }
::first-letter最初の文字にスタイルを適用p::first-letter { font-size: 2em; }

6. 高度なセレクタ

セレクタ説明
複数セレクタ複数の要素をまとめて選択h1, h2, h3 { color: navy; }
結合セレクタ条件に合致する要素の絞り込みdiv.highlight p { font-size: 14px; }
詳細度の調整!importantでスタイルの優先順位を変更p { color: red !important; }

7. 便利なショートハンドと特殊セレクタ

セレクタ説明
:checkedチェックボックスのチェック状態を選択input:checked { box-shadow: 0 0 5px blue; }
:required必須項目のスタイル適用input:required { border: 2px solid red; }
:disabled非活性状態の要素を選択button:disabled { opacity: 0.5; }
:rootルート要素(html)を選択:root { --main-color: blue; }
::selection選択したテキストのスタイルを適用::selection { background: yellow; }

8. メディアクエリとレスポンシブ

セレクタ・ルール説明
メディアクエリ画面サイズに応じたスタイル適用@media (max-width: 768px) { ... }
min-width条件最小幅の条件指定@media (min-width: 1024px) { ... }
orientation(向き)画面の向きによってスタイル変更@media (orientation: portrait) { ... }

まとめ

このリストに含まれるCSSセレクタは、フロントエンドエンジニアが日常的に使うものや、応用的に必要なものを網羅しています。各セレクタの動きを理解し、組み合わせることで、複雑なデザイン要件にも対応できるようになります。

✪ 画像素材がないものはランダムで表示されるようになっています。フリー素材などでご用意ください。

おすすめChromeプラグイン一覧

プラグイン名特徴
GoFullPageウェブページ全体のスクリーンショットを簡単に取得できるブラウザ拡張機能です。
ColorZilla色を抽出するための拡張機能です。
WhatFontウェブページ上のフォントの情報を簡単に確認できるブラウザ拡張機能です。
PerfectPixelデザイナーが作成したデザインと実際にコーディングされたウェブページがどの程度一致しているかを確認・調整するためのブラウザ拡張機能です。

模写の手順

ステップ内容
ステップ 1構図を手書きか全画面スクショ(Go full page等)した後、ペイントツールで四角で囲い、大まかなclass,命名規則をあらかじめ決める。
ステップ 2HTMLの基本構造を作成する
ステップ 3CSSでレイアウトを模写する
ステップ 4 中級〜JavaScriptを追加して動きを再現する
ステップ 5最終調整を行い、検証ツールやPerfectPixel(chromeプラグイン)などで完成を確認する。