GitHub Pagesとは?無料で始めるウェブサイト公開の基本ガイド


【GitHub Pagesの主な特徴】

  • 無料で利用可能 全ての機能が無料で提供され,コストを心配せずに使用できます。
  • カスタムドメイン対応 独自ドメインの設定も可能で,商用サイトや個人ブランドにも有用です。
  • HTTPS対応 HTTPSが自動的に適用され,安全なサイト運営が可能です。
  • 静的サイトに最適 HTML,CSS,JavaScriptで構成されたサイトを簡単に公開できます。Jekyllの利用により,ブログやドキュメントサイトの作成も自由です。

【GitHub Pagesのセットアップ方法】

1. リポジトリの作成

GitHubのアカウントを使用し、新しいリポジトリを作成します。リポジトリ名は自由に設定できますが,例えば「username.github.io」のような形式にすると,ユーザー用のサイトとして共有できます。

2. 必要なファイルの追加

リポジトリに「index.html」などのファイルをアップロードします。これが公開されるウェブサイトの基盤になります。

3. GitHub Pagesの有効化

  1. リポジトリの「Settings」タブを開きます。
  2. 左メニューから「Pages」を選択します。
  3. Sourceセクションで「Branch」を選択し、公開するブランチを指定します(通常はmainまたはgh-pages)。
  4. 保存すると,公開URLが表示されます。

4. 公開URLの確認

数分でサイトが公開されます。公開されたサイトのURLは次のような形式です:

https://username.github.io/repository-name/

5. カスタムドメインの設定(オプション)

「Pages」の設定から独自ドメインを設定し,DNS設定を更新することで,カスタムドメインでの公開が可能です。


【活用例】

1. ポートフォリオサイト

エンジニアやデザイナーが,自分の作品を公開するためのシンプルなポートフォリオを構築できます。

2. プロジェクトのデモページ

新しいライブラリやツールを開発した際,そのデモやドキュメントを公開できます。

3. ドキュメントサイト

Jekyllやさまざまなツールを使用し,プロジェクトのドキュメントを簡単に管理できます。

4. 練習用サイト

HTML,CSS,JavaScriptを学習中の方が,成果物を共有するための練習用サイトとしても有用です。


【まとめ】

GitHub Pagesは,日本でも流行しつつある無料のホスティングサービスです。これを利用すれば,プロジェクトや自分のスキルを世界に向けて発信できます。設定も簡単で,私たちのプロジェクトをグローバルに展開させる良いチャンスとなるでしょう!