
1. カルーセルとは
jQueryで作るカルーセルは、複数の画像やコンテンツをスライドショーのように切り替えながら表示する機能のことを指します。カルーセルはWebサイトでよく使われるUIパターンで、訪問者が複数の内容をスクロールや自動再生で連続的に見ることができるようにします。
jQueryでカルーセルを実装する方法
- HTMLの構造を準備 画像やコンテンツを並べた構造を用意し、カルーセルにしたい要素にクラスやIDをつけておきます。
- CSSで基本のスタイリング CSSでカルーセルの表示を整え、スライドが横に並ぶように設定します。カルーセルの表示領域の幅を制御し、オーバーフローを隠すスタイルを設定することが一般的です。
- jQueryでスライドの動作を実装 jQueryのメソッド(例えばanimateやcss)を使い、次のスライドに移動するアニメーションを作成します。また、ナビゲーション用のボタンもjQueryで操作することが多いです。
コード解説
- HTML部分: carouselクラスで囲んだ中に画像を並べ、carousel-itemsで一つのスライド領域を形成しています。
- CSS部分: .carouselで幅を設定し、overflow: hiddenで領域外の画像を隠します。carousel-itemsのdisplay: flexで画像が横並びになるようにします。
- jQuery部分:- showSlide関数でスライドの位置を変更する処理を行い、ボタンのクリックで次または前の画像に移動するようにしています。
- currentIndex変数を使い、現在表示しているスライドのインデックスを管理します。
 
このように、jQueryを使えばシンプルなカルーセルを作成できます。また、スライド間のアニメーションや自動再生、無限ループ機能なども追加できます。
模写サンプルサイト lintermediate002