Contact Form 7で使えるタグ完全解説|初心者にもわかりやすい使い方ガイド


はじめに

「Contact Form 7」で使えるタグを活用すれば、WordPressのフォーム作成がより便利で柔軟になります。この記事では、初心者でもすぐに使える基本タグの書き方や設定方法をわかりやすく解説します。フォーム作成の効率を上げたい方はぜひ参考にしてください!


目次

  1. Contact Form 7とは?
  2. Contact Form 7で使える基本タグ
  3. 必須オプションの設定方法
  4. よくあるトラブルと解決策
  5. まとめ

1. Contact Form 7とは?

Contact Form 7は、WordPressで最も人気のあるお問い合わせフォームプラグインの一つです。簡単にカスタマイズ可能で、HTMLやCSSの知識がなくても直感的にフォームを作成できます。特に、タグを活用することで細かいカスタマイズが可能です


2. Contact Form 7で使える基本タグ

[text]:テキスト入力

シンプルなテキスト入力フィールドを作成するタグです。名前やメールアドレスの入力フィールドとして使用します。

  • 書き方:
[text your-name]
  • 必須項目にする場合:
[text* your-name]

[email]:メールアドレス入力

メールアドレス専用の入力フィールドを作成します。

  • 書き方:
[email your-email]
  • プレースホルダーを追加する場合:
[email your-email placeholder "例: example@example.com"]

[textarea]:複数行の入力

複数行テキスト入力が可能なフィールドを作成します。お問い合わせ内容などを入力してもらうのに便利です。

  • 書き方:
[textarea your-message]

[select]:選択ボックス

ドロップダウン形式の選択ボックスを作成します。

  • 書き方:
[select your-option "オプション1" "オプション2"]

[checkbox]:チェックボックス

複数選択可能なチェックボックスを作成します。

  • 書き方:
[checkbox your-consent "同意する"]

[radio]:ラジオボタン

1つだけ選択可能なラジオボタンを作成します。

  • 書き方:
[radio your-choice "選択肢1" "選択肢2"]

[submit]:送信ボタン

フォームの送信ボタンを作成します。

  • 書き方:[submit "送信"]
[submit "送信"]

3. 必須オプションの設定方法

すべてのタグには、アスタリスク(*)を付けることで必須項目に設定できます。例えば、名前の入力を必須にする場合は以下のように記述します。

[text* your-name placeholder "名前を入力してください"]

4. よくあるトラブルと解決策

送信エラーが表示される場合

  • メール設定が正しいか確認する
  • サーバー側のメール送信機能が有効か確認する

スタイルが崩れる場合

  • テーマのCSSを上書きするか、CF7専用のCSSを追加してください。

実務Tips(ベストプラクティス集)

必須項目の明確化

  • * を付けた必須タグは、ユーザーが迷わないよう 必須項目であることをUIでも明示しましょう(例: ラベル横に「必須」と表示)。

自動補完を活用する

  • <input> タグには autocomplete を設定しておくと入力効率が向上。
  • 例: autocomplete="name"autocomplete="email" を積極的に指定。

ラベルは必ず関連付ける

  • label タグと for 属性を活用して、入力欄との対応関係を明確にする。
  • アクセシビリティ向上だけでなく、クリック範囲の拡大にもつながります。

セマンティックな構造を意識する

  • fieldsetlegend を使ってグループ化することで、問い合わせ内容が整理され、ユーザー体験が向上します。

バリデーションはフロント+サーバーで

  • Contact Form 7 のクライアントバリデーションだけでなく、サーバー側でも入力チェックを行うと安心。
  • セキュリティとスパム対策の観点からも二重チェックが推奨されます。

よくある質問

Q. Contact Form 7 の必須入力はどうやって設定しますか?

A. タグの直後に * を付けることで必須項目になります。例: [text* your-name]

Q. プレースホルダーとラベルはどちらを使うべきですか?

A. ラベルは必須です。プレースホルダーは補助的な説明に使いましょう。

Q. 電話番号や郵便番号の入力制限はできますか?

A. telnumber タグを使い、さらに正規表現でパターン指定を追加するのが有効です。

Q. スパム防止はどうすればいいですか?
A. reCAPTCHA や承認チェックボックス(acceptance タグ)を組み合わせるのがおすすめです。

Q. 入力内容をユーザーにコピー送信できますか?

A. メール設定で [your-email] を宛先に追加することで、送信者にも控えを送れます。

Q. ラジオボタンやチェックボックスのデザインを整える方法は?

A. CSSでカスタムスタイルを当てるか、Contact Form 7 の拡張プラグインを使うと見た目を改善できます。


5. まとめ

Contact Form 7は、WordPressでのお問い合わせフォーム作成を強力にサポートするプラグインです。本記事で紹介したタグを活用して、自由自在にカスタマイズしましょう!


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この記事で、Contact Form 7をさらに使いこなせるようになれば幸いです!SEOやフォーム設定に関する質問があれば、コメント欄でお知らせください。

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