CSS中央寄せの方法完全ガイド|Flexbox, Grid, margin autoなど徹底解説


Webデザインにおいて、要素を中央に配置することは基本的でありながらも非常に重要です。デザインを美しく整えるためには、中央寄せのテクニックをマスターすることが欠かせません。しかし、中央寄せを実現する方法にはいくつかの手法があり、状況によって最適な方法を選ぶことが大切です。本記事では、CSS中央寄せを実現する主要な方法を、初心者から上級者までわかりやすく解説します。


目次

  1. text-align: center;を使用した中央寄せ
  2. margin: 0 auto;での中央寄せ
  3. Flexboxを使った中央寄せ
  4. CSS Gridを使った中央寄せ
  5. 絶対配置(position: absolute;)を使った中央寄せ
  6. まとめ

1. text-align: center;を使用した中央寄せ

最も簡単な方法の一つが、text-align: center;を使う方法です。この方法は主にインライン要素(テキストや画像など)を水平方向に中央寄せするために使われます。

.container {
  text-align: center;
}

2. margin: 0 auto;での中央寄せ

次に、margin: 0 auto;を使った中央寄せ方法です。この方法は、ブロック要素(例えば、divsection)を水平方向に中央に配置する際に非常に有用です。

.box {
  width: 50%;
  margin: 0 auto;
}

3. Flexboxを使った中央寄せ

Flexboxは、レイアウトを簡単に作成できるCSSの強力なツールです。親要素にdisplay: flex;を設定し、子要素を縦横両方向で中央に配置することができます。

.container {
  display: flex;
  justify-content: center; /* 水平方向 */
  align-items: center; /* 垂直方向 */
  height: 100vh;
}

4. CSS Gridを使った中央寄せ

CSS Gridは、2次元のレイアウトを簡単に作成できるCSSのもう一つの強力なツールです。親要素にdisplay: grid;を設定し、place-items: center;で中央寄せを実現します。

.container {
  display: grid;
  place-items: center;
  height: 100vh;
}

5. 絶対配置(position: absolute;)を使った中央寄せ

絶対配置を使う方法もあります。この方法では、親要素を相対位置(position: relative;)に設定し、子要素を絶対位置(position: absolute;)で中央に配置します。

topleftを50%に設定し、transform: translate(-50%, -50%)で要素を完全に中央に配置します。この方法は、固定の高さを持つ要素を中央に配置する際に有効です。

.container {
  position: relative;
  height: 100vh;
}

.box {
  position: absolute;
  top: 50%;
  left: 50%;
  transform: translate(-50%, -50%);
}

6. まとめ

CSSで要素を中央に寄せる方法は、目的に応じてさまざまなテクニックがあります。今回紹介した方法を覚えておくことで、さまざまなレイアウトに対応できるようになります。どの方法が最適かは、状況によって異なりますが、FlexboxCSS Gridを使うと、より柔軟で簡単に中央寄せを実現できます。

中央寄せのテクニックをマスターし、Webデザインのスキルをさらに向上させましょう!


この記事が役に立った場合は、他のCSSのテクニックもぜひチェックしてみてください。

✪ 画像素材がないものはランダムで表示されるようになっています。フリー素材などでご用意ください。

おすすめChromeプラグイン一覧

プラグイン名特徴
GoFullPageウェブページ全体のスクリーンショットを簡単に取得できるブラウザ拡張機能です。
ColorZilla色を抽出するための拡張機能です。
WhatFontウェブページ上のフォントの情報を簡単に確認できるブラウザ拡張機能です。
PerfectPixelデザイナーが作成したデザインと実際にコーディングされたウェブページがどの程度一致しているかを確認・調整するためのブラウザ拡張機能です。

模写の手順

ステップ内容
ステップ 1構図を手書きか全画面スクショ(Go full page等)した後、ペイントツールで四角で囲い、大まかなclass,命名規則をあらかじめ決める。
ステップ 2HTMLの基本構造を作成する
ステップ 3CSSでレイアウトを模写する
ステップ 4 中級〜JavaScriptを追加して動きを再現する
ステップ 5最終調整を行い、検証ツールやPerfectPixel(chromeプラグイン)などで完成を確認する。