はじめに
問い合わせフォームを設置する際、どのツールを選べばいいか迷う方も多いのではないでしょうか?
この記事では、formrun・Tayori・Googleフォームの3つの人気フォームツールを徹底比較。
それぞれの機能・料金・カスタマイズ性・連携性をわかりやすくまとめ、あなたのサイトや業務に最適な選択肢をご提案します。
比較一覧表
項目 | formrun | Tayori | Googleフォーム |
---|---|---|---|
料金 | 無料〜(有料プランあり) | 無料〜(有料プランあり) | 完全無料 |
デザインカスタマイズ | ○(HTML埋め込み可) | △(テンプレ変更程度) | ×(基本的に不可) |
問い合わせ管理 | ○(チームで共有可能) | ○(軽量なCRM機能あり) | △(スプレッドシート連携) |
通知設定 | ○(メール・Slackなど) | ○(メール・Chatworkなど) | △(メールのみ) |
連携機能 | Slack、Googleスプレッドシート、Zapierなど | Chatwork、Googleスプレッドシートなど | Google Workspace連携 |
設置方法 | HTML埋め込み・URLリンク | iframe埋め込み・URLリンク | iframe・URL共有 |
おすすめ用途 | 本格的なWebフォーム | お問い合わせ窓口、FAQ付き | 簡易アンケートや学内利用 |
各サービスの特徴と使いどころ
◆ formrun(フォームラン)
本格的なフォーム管理に最適なツール。デザインの自由度が高く、CRM(顧客管理)機能も備えています。
特にチームでの問い合わせ対応に強く、ステータス管理や自動返信メールなどの機能が豊富です。
- 【メリット】
- デザインカスタマイズが柔軟
- チームでの問い合わせ対応がしやすい
- ステータス管理・通知設定が細かい
- 【デメリット】
- 高度な機能は有料プランのみ
- UIに慣れるまで少し時間がかかる
- 【おすすめ対象】
→ 企業サイト・LP・採用フォームなど、本格的な問い合わせ管理が必要な方
◆ Tayori(タヨリ)
FAQ・お問い合わせ・アンケートが一体化できる便利ツール。ノーコードで始めやすく、カスタマーサポート業務に向いています。
Chatwork連携やFAQ生成機能が魅力です。
- 【メリット】
- サポート業務に必要な機能が一通り揃っている
- FAQとの連携で問い合わせ削減可能
- 操作が非常に簡単
- 【デメリット】
- フォームのデザイン自由度は低い
- カスタマイズはあくまでテンプレ内で完結
- 【おすすめ対象】
→ 中小企業の問い合わせ対応・サポートページなどにおすすめ
◆ Googleフォーム
完全無料で手軽に使えるフォーム作成ツール。Googleアカウントがあればすぐに利用可能です。
教育現場や社内アンケートによく使われています。
- 【メリット】
- 完全無料で使える
- Googleスプレッドシートに自動反映
- シンプルなUIで操作も簡単
- 【デメリット】
- デザインのカスタマイズができない
- ブランディングに不向き(Googleのロゴ付き)
- 【おすすめ対象】
→ 学校、社内アンケート、簡易的な収集用途に最適
まとめ|どれを選べばいい?
こんな方におすすめ | ツール |
---|---|
LPや企業サイトに埋め込みたい | formrun |
問い合わせとFAQを連携したい | Tayori |
とにかく手軽に作りたい | Googleフォーム |
用途に応じて最適なツールは異なります。
「見た目を重視するならformrun」「社内・教育向けならGoogleフォーム」「FAQ付きの窓口ならTayori」
というイメージで選ぶと失敗がありません。
よくある質問(FAQ)
Q1. formrunとTayoriの無料プランの違いは?
- formrunは1フォームまで無料、通知や管理機能も限定的。
- Tayoriは複数フォームOKだが、FAQや自動返信のカスタマイズには制限あり。
Q2. Googleフォームを自社サイトに埋め込めますか?
- iframeでの埋め込みは可能ですが、デザインは基本的に変えられません。
おわりに
それぞれのフォームサービスには得意分野があります。
LPやWebマーケティングとの相性を考えつつ、運用コスト・業務フローとの親和性も踏まえて選ぶのがポイントです。
初期導入は無料で試せるツールも多いので、まずは触ってみるのがおすすめです。