はじめに|SUZURIは“学習ツール”としても使える
「デザインを学ぶ」と聞くと、FigmaやPhotoshopで練習するイメージが強いかもしれません。
でも実は、SUZURI(スズリ)などの出品プラットフォームを活用することで、実戦力がグンと伸びるのをご存じですか?
- Tシャツやマグカップなどに自分のデザインを載せて出品
- SNSで反応を見る
- 実際に売れた or 売れなかった要因を考察
こうしたプロセスを通じて、「見る力」「作る力」「伝える力」が鍛えられていきます。
本記事では、SUZURIを学習の場として活用する方法や実践ステップをご紹介します。
なぜSUZURIが“学び”になるのか?4つの理由
✅ 1. 人に見せることで、客観的に見えるようになる
→ 実際に「商品として見られる」環境に置くことで、
「このデザイン、他人からどう見える?」という視点が育ちます。
✅ 2. ミニマルで伝わるデザインを意識できる
→ Tシャツやグッズは限られた面積に意味を込める必要があり、余白や視認性、配色の訓練になります。
✅ 3. “見せ方”も学べる(サムネ・説明文・価格)
→ 出品ページ自体がポートフォリオの練習にもなります。誰に届けるかを考える癖がつきます。
✅ 4. SNSでの反応がリアルタイムで得られる
→「どのデザインがウケた?」「シェアされた?」など、反応をデザイン改善のフィードバックとして活用できます。
SUZURIで学ぶ!実践トレーニングステップ5選
🪜 1. テーマを決めて“5案”作る
例:「猫」「漢字ロゴ」「日常の一言」「昭和レトロ」「英単語」など
→ テーマを縛ることで、配色・フォント・構図の幅を自然に広げられる
🪜 2. 出品して公開する(無料でOK)
→ SUZURIなら初期費用ゼロ、在庫不要で学習リスクもありません。
→ プレビュー機能で自分のデザインが「商品になったときどう見えるか」も確認できます。
🪜 3. SNSで反応を見る(投票や感想を集める)
→ XやInstagramで「どのデザインが好きですか?」と投稿し、反応を収集。
→ 売上ではなく“感触”を学ぶ姿勢が大切です。
🪜 4. 反応の良かったデザインをリデザインして再出品
→ 「文字を太くしてみる」「色を変える」「図形構成を変える」など、1デザインから改良案を展開します。
🪜 5. ポートフォリオ化する
→ 自分のSUZURIページを「実績ページ」としてまとめる
→「このデザインはいいねが多く、このデザインは反応がなかった」など考察コメントを添えると学びが深まります
SNSでの反応を“学び”に変えるには?
SUZURIで得たデザインは、SNS投稿に非常に向いています。
以下のような投稿例が特に学習と相性が良いです。
🔁 投稿例1:比較投票
🐱 デザイン投票
①ゆるめネコ
②黒縁ネコ
③ドット絵ネコ
どれが一番Tシャツにしたくなりますか?
📊 投稿例2:改善版提示
前回のTシャツデザインにフィードバックをもらって、色と構図を変えてみました!
Before → Afterでどちらが良さそうか教えてもらえると嬉しいです✨
ポートフォリオにも活かせる!
SUZURIで作った作品は、単に「商品」としてだけでなく、自分の成長の証拠=ドキュメントとしてポートフォリオに活かせます。
✅ 掲載例:
- プロジェクト名:「SUZURI作品シリーズ」
- 制作背景:「伝わるデザインをテーマに5作品を制作。SNSの反応をもとにリデザインした」
- 使用スキル:Illustrator / Figma / タイポグラフィ設計 など
- リンク:SUZURI出品ページ or SNS投稿リンク
おわりに|アウトプットこそ、最強の学び
どんなに本を読んでも、動画を見ても、手を動かして作る経験にはかないません。
SUZURIで出品してみることで、あなたのデザインは
「自己満足」から「誰かに届く表現」へと一歩進化するはずです。
❝反応を見ることは、学びを加速させる最高のフィードバック。❞
まずは1枚、Tシャツを作ってみませんか?