【Figma練習OK】3色配色で作るシンプルで伝わるバナーの作り方


【Figma練習OK】3色配色で作るシンプルで伝わるバナーの作り方

はじめに|配色に悩むあなたへ

「バナーを作るとき、配色がごちゃごちゃしてしまう」
「センスに自信がなくて、毎回色選びで止まってしまう」
そんな悩みは、“色数を絞る”ことで驚くほど解決できます。

この記事では、Figmaを使って3色だけでバナーをデザインする方法を紹介します。
初心者でも迷わず、かつプロっぽく見える配色ルールとレイアウトのコツを一緒に学んでいきましょう。


1. なぜ「3色」だけでデザインするのか?

バナーをうまく見せるコツは、「色数を減らすこと」。
配色で迷う人の多くは、色が多すぎて調和が取れていないだけです。

3色で構成することで、次のようなメリットがあります:

  • まとまりやすく見た目が整う
  • 伝えたい要素が引き立つ
  • 再現性が高く、誰でもマネできる

「まず3色で作る」ことは、配色トレーニングの最初の一歩に最適です。


2. バナー構成は「背景・文字・アクセント」の3役で考える

3色配色では、色に役割を与えることが成功のカギです。

色の役割内容例
背景色全体のベースとなる色(白・淡色系が多い)
文字色メインテキスト用の濃い色
アクセント色ボタンや重要語句など目立たせたい部分

たとえば、

  • 背景:#F9F9F9(淡いグレー)
  • 文字:#333333(濃いグレー)
  • アクセント:#FF6F61(オレンジ系)

など、使う色を事前に固定すると、デザインがブレません。


3. 配色パターンの選び方(おすすめ3パターン)

パターンA:ナチュラル系(やさしい印象)

  • 背景:#F6F6F6
  • 文字:#2D2D2D
  • アクセント:#5AB2A5(グリーン系)

パターンB:ビジネス系(信頼感・安定感)

  • 背景:#F0F4F8
  • 文字:#1C1C1C
  • アクセント:#0D6EFD(ブルー)

パターンC:女性向け・ポップ

  • 背景:#FFF6F6
  • 文字:#3D3D3D
  • アクセント:#F75C94(ピンク)

気に入ったパターンをひとつ選び、Figmaで再現してみましょう。


4. Figmaで3色バナーを作ってみよう(練習用レイアウト)

Figmaで再現しやすいバナー構成は以下のとおり:

┌────────────────────┐
│  見出しテキスト         ← 文字色                │
│  補足文や説明            ← 文字色(薄めでも可)    │
│  [ボタンCTA]            ← アクセント色(背景)   │
└────────────────────┘
  • 見出しは16〜20px程度
  • CTAボタンは丸み+強調色
  • 背景と余白で読みやすさを確保

1つ作ってみると、「3色ってこんなに整うんだ」と驚くはずです。


5. まとめ|色は「数」ではなく「役割」で選ぶ

センスは「選ぶ力」ではなく「減らす力」。
色数を減らし、役割を明確にしたとき、デザインは一気に洗練されます。

「3色配色 × Figma」は、配色初心者にとって最高の練習法。

まずは1パターン試してみてください。きっと色選びに対する自信がついてきますよ。


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