iOS風「Liquid Glass」をWebで再現する方法


CSSとWeb Componentsで作るガラスモーフィズムUI

Webデザイン初心者でも取り入れやすい人気のスタイルに、iOS風のLiquid Glassデザインがあります。
ガラスモーフィズムとも呼ばれるこの表現は、CSSのガラス効果(blurや透明感)を活用して、背景を屈折させることで独特の“とろみ”を生み出します。

この記事では、フロントエンド実装の学習中でもすぐに試せるように、Svelte製のWeb Components「<sv-liquid-glass>」を使って簡単に再現する方法を解説します。
UI/UXを改善したい方や、iOS風デザインをWebサイトに取り入れたい方におすすめです。


Liquid GlassをWebで再現する完成コード

以下のコードをそのままコピーすれば、ガラスモーフィズム UIがブラウザ上で動作します。
背景はスクロールして流れ、中央のガラスは固定されるため、CSS ガラス効果の透明感と屈折感が直感的に体験できます。

See the Pen Untitled by masakazuimai (@masakazuimai) on CodePen.


実装のポイント

  • contrast=”light”
    背景を透けさせて透明感を最大化。Webデザイン初心者でも理解しやすいシンプルなパラメータです。
  • styles.roundness
    角丸の調整。大きくするとiOS風デザインらしい柔らかさが出ます。
  • 背景選び
    単色よりも写真や模様のある背景の方が、CSS ガラス効果による屈折が分かりやすいです。

この実装は、ボタンデザインで特に効果的です。


ガラスモーフィズムをWebに導入するメリット

  • UI/UX改善
  • シンプルなデザインに透明感を加えるだけで、洗練された印象に。
  • フロントエンド実装の学習に最適
  • HTMLとCSSの基本が分かれば簡単に導入できるので、Webデザイン初心者の練習にも向いています。
  • トレンド対応
  • iOS風UIはガラスモーフィズムの代表例。サイトに取り入れるだけで“今っぽさ”を出せます。

注意点(UI的な観点)

実際のサイトで多用すると、背景の揺れやblur効果で酔いやすくなることがあります。特にCodePenなどのデモで複数配置すると視覚的に負担が大きいので、ワンポイントで使うのが最適です。


まとめ

  • CSS ガラス効果 × Web Components で簡単にLiquid Glassが再現できる
  • Webデザイン初心者でも導入しやすいのがポイント
  • iOS風デザインやUI/UX改善に活用できる
  • 実案件ではアクセント的に取り入れると効果的

参考: Liqiud Glassifier