エックスサーバーでWordPressをインストールする手順|クイックスタートの画面つき解説


WordPressクイックスタートとは、エックスサーバーの申し込みと同時に「独自ドメインの取得・設定」「WordPressの新規設置」「独自SSLの自動設定」までを一括で完了できる公式機能です。申し込みフォームで「利用する」にチェックを入れるだけで、ブログ運営に必要な初期設定がまとめて済みます(2026年7月時点の公式サイトより)。

エックスサーバーは国内シェアNo.1・運用サイト数250万件超の定番サーバーですが、申し込みには「通常申し込み(10日間無料お試しつき)」と「クイックスタート(お試しなし・即開設)」の2ルートがあり、ここを理解せずに進めると「無料お試しのつもりが即課金だった」という行き違いが起こりがちです。

この記事では、エックスサーバーの申し込みからWordPressクイックスタートでのインストール、公開直後にやるべき設定までを公式サイトの画面つきで解説します。2ルートの違いと選び方も先に整理するので、自分に合う進め方で迷わず開設できます。


エックスサーバーでWordPressを始める全体像

エックスサーバーの申し込みはWeb上ですべて完結します。最初に、進め方が2ルートあることを押さえてください。

エックスサーバー公式サイトのトップページ(国内シェアNo.1・独自ドメイン2つまで永久無料・初期費用無料)
出典: エックスサーバー公式サイト(2026年7月時点)
  • WordPressクイックスタートを使う:ドメイン取得・WordPress設置・SSL設定まで申し込みと同時に完了。ただし10日間無料お試しは付かず、申し込みと同時に支払いが発生(公式明記)
  • 通常申し込み:10日間の無料お試しで使用感を確かめてから本契約。WordPressのインストールとドメイン設定は自分で行う

「エックスサーバーで運用する」と既に決めている人はクイックスタート、他社サーバーと迷っていて管理画面の使用感を試したい人は通常申し込み、という選び方が基本です。本記事は最短でWordPressを立ち上げるクイックスタートのルートを軸に解説します。


申し込み前に決めておく4つのこと

申し込みフォームの途中で手が止まらないよう、次の4点を先に決めておきましょう。

1. プランと契約期間

個人サイト・ポートフォリオ・ブログ用途なら最下位の「スタンダード」で性能は十分です。契約期間は12ヶ月がバランスの良い基準になります。そもそもどのサーバー会社にするか比較中の人は、ポートフォリオサイトを公開するためのレンタルサーバーの選び方を先に読んでみてください。

2. クイックスタートを使うかどうか

前述のとおり、クイックスタートを利用すると10日間無料お試しは付きません。「試してから決めたい」気持ちが少しでもあるなら通常申し込みを選び、お試し期間中に使用感を確認してから本契約後にWordPressをインストールする流れにしましょう。

3. 独自ドメイン名

WordPressで使うドメイン名は一度設定すると変更が効かないため、綴りまで確定させておきます。エックスサーバーでは対象プラン・条件を満たすと「.com」「.jp」などの人気ドメインが2つまで永久無料になる特典があります(2026年7月時点。適用条件は申し込み時に公式サイトで確認してください)。

4. ブログ名とWordPressのログイン情報

クイックスタートではブログ名(サイト名)・WordPressのユーザー名・パスワードを入力します。ブログ名は後からWordPress管理画面で変更できるので仮でも構いませんが、ユーザー名とパスワードはXserverアカウントのログイン情報とは別物です。混同しないよう分けて控えておきましょう。


料金プランの確認(スタンダードが基準)

初期費用は無料で、月額は契約期間が長いほど下がります。2026年7月時点の公式料金表は次のとおりです(キャンペーンのキャッシュバックで実質額はさらに下がる場合があります。最新価格は申し込み時に公式サイトで確認してください)。

エックスサーバーの料金プラン比較表(スタンダード・プレミアム・ビジネスの契約期間別月額)
出典: エックスサーバー公式サイト 料金プラン比較(2026年7月時点)
項目スタンダードプレミアムビジネス
月額(12ヶ月契約)1,100円2,200円4,400円
初期費用無料無料無料
無料お試し10日間(通常申し込み時)10日間(通常申し込み時)10日間(通常申し込み時)
独自ドメイン無料特典あり(条件つき)あり(条件つき)あり(条件つき)
向いている用途個人ブログ・ポートフォリオアクセスの多いメディア法人サイト・案件
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申し込み手順(クイックスタート利用の流れ)

公式サイトの「お申し込み」ボタンから進みます。通常申し込みの全体像は次の4ステップですが、クイックスタート利用時はお試し期間がなく、お支払いまで一度に完了します。

エックスサーバーのサーバー新規お申し込みの流れ(申し込み・お試し期間・支払い・本契約)
出典: エックスサーバー公式サイト お申し込み手順(2026年7月時点)
  1. お申し込みフォームへ進む:公式サイトの「お申し込み」から「サーバー新規お申し込み」を選択
  2. プラン・契約期間を選択:スタンダード・12ヶ月が基準
  3. 「WordPressクイックスタート」の「利用する」にチェック:お試し期間がなくなる旨の確認が表示される
  4. ドメイン名・ブログ名・WordPress情報を入力:事前に決めた内容を入力していく
  5. Xserverアカウント情報を登録し、認証・支払いへ:メールアドレス・氏名等を登録し、案内に沿って認証と支払いを済ませて申し込み完了
エックスサーバーのWordPressクイックスタート利用案内(利用時は10日間無料お試しなしの注意書き)
出典: エックスサーバー公式サイト。クイックスタート利用時は10日間無料お試しが付かない旨が明記されている(2026年7月時点)

申し込みが完了すると、登録メールアドレス宛に「サーバーアカウント設定完了」のお知らせが届きます。公式の案内では最短数分〜最大24時間以内です。このメールにはサーバーパネルのログイン情報など重要な情報が含まれるため、必ず保管してください。


申し込み後に確認する3つのこと

  1. 設定完了メールの受信:最短数分〜最大24時間以内に届く。迷惑メールフォルダも確認する
  2. サイトの表示とSSL(https)の確認:取得したドメインにアクセスしてWordPressの初期画面が表示されるか確認。ドメインのDNS反映とSSL設定の反映には数十分〜数時間かかる場合があるため、表示されなくても慌てず待つ
  3. WordPress管理画面へのログイン:「https://ドメイン名/wp-admin/」にアクセスし、クイックスタートで決めたユーザー名・パスワードでログインする

インストール後に最初にやるWordPress設定

ログインできたら、記事を書き始める前に次の設定だけ済ませておきましょう。

  • パーマリンク設定:設定→パーマリンクで「投稿名」へ。公開後に変更するとURLが変わるため最優先で決める
  • 一般設定:サイトタイトル・キャッチフレーズを確認して整える
  • 不要な初期プラグイン・テーマの整理:使わないものは削除してセキュリティリスクを減らす
  • テーマの適用確認:クイックスタートで選んだテーマの有効化を確認。後からいつでも変更できる

Web制作の案件でクライアントのサーバーを設定する場合は、セキュリティやバックアップなど確認項目がさらに増えます。WordPress案件を受注したら最初にやるサーバー設定をチェックリストとして使ってください。


ConoHa WINGとの使い分け

初心者向けサーバーとしてよく比較されるConoHa WINGとは、同種の一括セットアップ機能(ConoHa側は「WordPressかんたんセットアップ」)を持つ点で似ていますが、選ぶ決め手になる違いがいくつかあります。

項目エックスサーバーConoHa WING
一括セットアップ機能WordPressクイックスタートWordPressかんたんセットアップ
無料お試し10日間(通常申し込み時のみ)なし
月額の目安(12ヶ月)1,100円(キャッシュバック適用で変動)1,000円前後(キャンペーンで変動)
独自ドメイン無料2つまで(条件つき)2つ(WINGパック契約時)
実績の訴求国内シェアNo.1・運用250万サイト国内最速クラスの表示速度
向いている人実績と安定性を重視・案件利用も視野費用を抑えて速く始めたい初心者

ConoHa WING側の開設手順はConoHa WINGでWordPressをインストールする手順で同じ構成のまま解説しています。両方読んで比べると、自分に合う方がはっきり見えてきます。


うまくいかないときのチェックポイント

症状原因と対処
設定完了メールが届かない公式案内では最短数分〜最大24時間。迷惑メールフォルダを確認し、24時間を過ぎたらサポートへ問い合わせる
サイトが表示されないドメインのDNS反映待ちの可能性が高い。数十分〜数時間待ってから再アクセスする
「保護されていない通信」と出る独自SSLの反映待ち。時間を置いてからhttpsでアクセスし直す
管理画面にログインできないXserverアカウントの情報を入力していないか確認。WordPressのログインはクイックスタートで決めたユーザー名・パスワード
無料お試しのつもりが課金されたクイックスタート利用時はお試し期間がなく申し込みと同時に支払いが発生する仕様(公式明記)。試したい場合は通常申し込みを選ぶ

よくある質問

Q. クイックスタートを使うと無料お試し期間はなくなりますか?

なくなります。公式サイトにも「クイックスタートを利用して申し込んだ場合、10日間無料のお試し期間はありません。お申し込みと同時にお支払いが発生します」と明記されています。お試ししたい人は通常申し込みを選びましょう。

Q. クイックスタートを使わずに、後からWordPressをインストールできますか?

できます。通常申し込みで契約した後、サーバーパネルの「WordPress簡単インストール」機能からいつでもインストールできます。独自ドメインの取得・設定は別途必要になるため、手順は増えますが、お試し期間を使いたい人はこのルートが向いています。

Q. どのプランを選べばいいですか?

個人ブログ・ポートフォリオ用途ならスタンダードで十分です。プレミアム以上はアクセスの多いメディアや複数サイトの運用向けで、後からのプラン変更も可能です。まずスタンダードで始めて、必要になったら上げるのが無駄のない選び方です。

Q. 独自ドメインは本当に永久無料ですか?

「独自ドメイン永久無料特典」として、対象プラン・契約条件を満たすと2つまでのドメインが取得・更新ともに無料になります(2026年7月時点)。適用には契約期間などの条件があるため、申し込み画面で特典の適用条件を必ず確認してください。

Q. ConoHa WINGとどちらを選べばいいですか?

実績・安定性を重視し、将来的にWeb制作案件でも使う可能性があるならエックスサーバー、費用を抑えて表示速度重視で始めたいならConoHa WINGが目安です。どちらも一括セットアップ機能・独自ドメイン無料特典・自動バックアップを備えており、個人利用ではどちらを選んでも大きな失敗にはなりません。

Q. 申し込みからサイト公開までどのくらいかかりますか?

申し込みフォームの入力は10分程度です。その後、サーバーアカウント設定完了メールが最短数分〜最大24時間以内に届き、ドメインとSSLの反映を待てばサイトにアクセスできるようになります。当日中に公開まで進むケースが多いものの、余裕を見て1日と考えておくと確実です。


まとめ:ルートを決めれば迷わない

  • 申し込みは「クイックスタート(即開設・お試しなし)」と「通常申し込み(10日間お試しあり)」の2ルート
  • エックスサーバーに決めているならクイックスタート、試したいなら通常申し込み
  • プランはスタンダード・12ヶ月が基準。初期費用は無料
  • ドメイン名は変更不可。事前に綴りまで確定させておく
  • 公開後はパーマリンク設定を最初に済ませる

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